BCな日々のメモ

中年にさしかかったところで若年性乳がん。 Breast Cancerな日々のメモ。

坊主にする

髪の毛はどんどん抜ける。髪を洗うときりがない。まだまだ残っているが面倒なので思い切って剃ることにした。落ち武者状態になるよりは悲しくない。
もともと脱毛にそなえて年明けすぐに、鎖骨まであった髪を切っていた。美容師さんにお任せで長めのショートに。すぐ抜けちゃうのにもったいないかなと思いながらも、矯正もかけた。しばらく美容院にもいけないし、なんだかオシャレがしたかった。その甲斐あって、久々のショート、我ながらなかなか似合った。心構えができてよかった。失恋すると髪を切るとかよく言うけど、ほんと、気持ちの整理をつけるにはいいのかもしれない。
さて、一人ハサミをもって鏡の前。髪が生えてきた時、何センチくらいあれば地毛デビューできるかと試しにちょっとずつ切ってみる。なんだか楽しくなってきた。2センチではちょっと注目されそうだけど、5センチもあれば結構いけるかも?
十分楽しんだので、さあ剃っちゃうか、と思ってフェリエをあてるが、剃れない...当たり前か。カミソリもダメ。長めの髪だとムリなのね。ウチにはバリカンがない。仕方がないので家族に頼んでギリギリまでハサミで切る。ここまでくるとかなり笑える。みんなでかなり楽しんだ。お風呂に入るたびジョリジョリ安全カミソリをあてるけど、お坊さんのようなつるつる感ってなかなかでない。残念。